父の形見の電子ライター、点火しないので開けてみたら電池が
入っていなかったので探しています。
電圧はライターに記述あり。太さは単3電池を入れると若干の
隙間あり。
昔、カメラのストロボに使われていたやつらしいが
これってまだ日本(出来れば東京近郊)で入手可能でしょうか?
日本で駄目なら海外(主にアメリカ)での入手は?
ガスはまだ出るので使えればと思ってるのですが。
よろしくお願いします。
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No.1139 | 投稿日時: | 2007/01/17(水) 12:29 <↑親記事:No.1137> |
投稿者: | アタゴオルの狐 |
15Vや22Vのフラッシュバルブ用電池は、現在国内では
入手困難です。海外サイトからは、購入可能です
http://www.photobattery.com/
では
15v Alkaline replaces 504, 220, 10F15, W10, W10E, V74PX
が、10ドルです。
検索したらもっとありましたので、探せます。
しかし、古いカメラが好きな皆様は、互換電池を
作っています。
このさい同じ方法が可能かどうか、実験なさっては
いかがですか。本体を改造する必要がないので、
あともどり可能です。
この電池は、太さ15.1mm長さ34.9mmです。
流れる電流が多いか少ないかで、互換電池の可能性が
変わりますので、いくつか方法があります。
1.電流が少なくてよい場合
100円ショップから、23Aという、12Vで、単五電池サイズ
直径10mmで、長さ28.3mmの電池一個と、LR41という
ボタン電池、直径7.8mm厚さ3.6mmの電池を二個買います。
たぶん二個入りで105円です。
100円ショップは在庫管理が甘いので、在庫無しの場合は
数件まわるしかありません。23Aは、Panasonicで
LR-V08という番号で存在するなど、さがせばホームセンター
などで見つけられますが、高くつきます。1000円ちかくなります。
23AとLR41二個を、プラスマイナスによく注意して、直列にして
セロテープでぐるぐる巻きにします。
直列は、小学校で勉強するからわかりますね。プラス、マイナス
プラス、マイナスと、つなぎます。乾電池の直列を考えれば
わかりますね。これで、15Vで直径10mmちょっと、長さ35.5mmの電池が
できます。0.6mm長くなりますが、入ると思います。もうちょっと短くするには
LR54を二個使うと34.4mmになり、少し短くなります。
直径が細くて、本体に入れて、がたつく場合は、まわりに、紙を
ぐるぐる巻きつけて、太くすればよいだけです。
あたりまえですが、金属が含まれる、テープなどで、巻かないように
してください。ショートします。
これで、210円の15V電池ができます。
2.電流が足りなくて、1.で動作しないようだと、
もっと電流とるためには、100円ショップからべつな電池を
買ってきます。
LR1130(LR54)を10個直列なら、長さ30.5mm
長さ30.5mmで、本体に入れる場合、長さが短いので
なにかの金属でスペーサーを作ります。例として、アルミホイルを
丸めてつっこみます。そのとき、周りとショートしないように、
アルミホイルと、電池をまとめて、紙でくるんでしまうとショートが
防げると思います。ここらへんも小学校の理科レベルで
良く考えれば、わかりますね。
3.もし、これで電流が足りない場合は、アルカリボタン電池の
LRxxではなく、酸化銀電池のSR1130にすると
電流が多く取れます。100円ショップによりますが、
一個105円で買えるところがあります。
酸化銀電池は、1.55Vですので、まず9個直列で実験しても
よいかもしれません。
でも、酸化銀だと、海外からオリジナルを買うのと価格としては
あまり、かわらなくなりますね。
ほかに、コインリチウムCR1616かCR1620を
5個直列にしても15Vになりますが、リチウムの
直列は、一個でも寿命になった場合に、それが逆電圧で
充電されて熱を持ちますので、お勧めしません。
実験がうまくいったら、プラスチックか、厚紙で
円筒形のアダプターを作っておけば、電池交換が
楽になります。
古いものを動作させるのは楽しいものです。
うまくいくことを祈ります。
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