No.514 | 投稿日時: | 2005/07/22(金) 05:50 <↑親記事:No.512> |
投稿者: | ルクランシェ |
> > UX-30と言う球を使った真空管ラジオを考えていますが
> 昔の2Vシリーズって、鉛蓄電池を想定しているのでしょうかね。どちらにせよ、レオスタット必須では?
この球は鉛蓄電池点火用というよりは乾電池点火がコンセプトであったよ
うです。空気乾電池ならば一個1.3Vですからかなり合理的ですね。
国内では「非常時用ラジオ」として蓄電池点火も無くは無かったようですが・・・。
酸化皮膜系フィラメントと思われますので、201Aや199等の古典トリタン系
よりフィラメント電圧についてはかなり融通が利きそうです。
尤も、3V乾電池点火ではレオスタットがあった方が便利でしょうね・・・。
国産100系には1.1〜1.3Vのものがありますが、殆ど軍用球で絶対数が
非常に少ないですが、30族なら相当数が安値で転がってますから・・・。
・・・以下二桁ナンバー管名鑑より・・・・
広いアメリカのこと、電力供給がない地域も少なからずあり、そうした
地域の住民にとっては・・・依然として電池式ラジオとそれ用の真空管
が必要だった。・・・さりとて乾電池を頻繁に買いに走ることも、そう
した地域の住民にとっては簡単ではない。
RCAは1930年から翌年にかけて、新たな電池式ラジオ用真空管として、30
, 31, 32, 33, 34のシリーズを投入した。
これらは、省電力型で、EVEREADY社が供給する"Air Cell"電池と共に使用
することで、A電池の交換なしに7球ラジオを一年間使用することができる
という点がセールスポイントだった。
< *.oct-net.ne.jp >