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ナショナルの乾電池は大型電池積層乾電池・水銀乾電池などにも散らばっての記載が多い
090701.jpg 既にマンガンの単5乾電池は存在しないため、古いNational製の3種類の乾電池を並べて見た
090702.jpg サンプルは既に液漏れが始まっており、これが最後の優美かもしれない。
07023.jpg Panasonic LR6.AA Industrial ALKALINE LR6(GW) 12-20011
Panasonic PanasonicブランドのOEM用アルカリ乾電池 、小売はしない(Not for Retail Trade)と書いてある

任天堂 Wii のリモコンに付属してきていた物。使用推奨期限が製造から5年間です。 全ての文面が「日本語」「英語」「中国語」の3カ国で表示してあり、グローバルデザインとなっている
上記のメーカーのページからは詳細なデータシートが入手できる。 Matsushita Electric Industrial CO.,Ltd. Made In Japan NO MERCURY ADDED

2007.02.24

060802.jpg Panasonicブランドの中国版  どれも多分、有効期限2年という内容の表示
上海松下電池有限公司 全て同じ作りのマンガン乾電池ですが3グレードあります。多分中国の国内向けの一般商品と思われます。

左(赤):LONG LIFE Heavy Duty R6PND 1.5V 2004-11
中(青):LEAK PROOF General Purpose R6PNU 1.5V 2005-07
右(緑):LEAK PROOF General Purpose R6NS 1.5V 2005-04
上記日付は、製造年月日と思われる
060801.jpg 表示内容を列記したいのですが、いかんせん、中国語表示の為、入力できません

左(赤):GB/T 7112-1998
中(青):GB 8897.2-2005
右(緑):GB/T 7112-1998
以上の略号も意味不明です

2006.08.21

060501.jpg Nationalの赤乾電池の単5サイズ
National Hi-Top MATSUSHITA ELECTRIC UM-5.D 1.5V C8501 JAPAN JIS

広島の山口さまからご提供頂いた物。多分70年代であろう。バッテーリテェッカーが黄色(残小)を示す。液漏れせずに大した物である。しかし、負極(下側)が酸化しており製造年月が不明。このタイプは亜鉛缶の上にビニールを巻いただけの物。現在の物は負極(マイナス側・電池の下側)にはニッケルメッキした鉄板が敷いてある。デジカメで接写するまで判らなかったのですが、Nationalのロゴがガタガタとしています。まるで解像度の悪いプリンターで小さな文字を印字したように。

2006.05.21

051201.jpg Nationalブランドだった頃のアルカリ乾電池
National ULTRA ALKALINE LR6(LR6N)1.5V 90-08 JAPAN MABI

某所の乾電池回収BOX(要はゴミ箱)から悲しそうな声が聞こえる
助けて-。誰か助けて-。早くしないと埋められちゃうよう。
捨てる神あれば拾う神あり。

このデザインの乾電池は1987年から1992年までの物。現在、Nationalブランドのアルカリ乾電池は販売されおらず、Panasonicブランドとなっている。 製造年月日が今から15年前でそれもアルカリ乾電池ですが、液漏れやサビもなく非常に綺麗な状態です。 電池テスターでチェックしてみると一本だけが「残量小」ですが、残り3本は「新品」と判定されました。流石に国産の一流品だ。 しかし、これも水銀を使用しているからではないだろうか。(水銀0使用の表記なし) ちなみにアルカリ乾電池が水銀0使用化になったのは1992年との事。

2005.12.07

051104.jpg PanasonicのOEM用(及び製品添付用)の乾電池
上:Panasonic R6 AA Indusrial HEAVY DUTY R6(DW) UM-3(DW) 05-2006
下:Panasonic LR6 AA Industrial ALKALINE LR6(GW) 12-2004
どちらも NO MERCURY ADDED Made in Japan Not for Retail Trade

ちなみに、現在ではOEM用カタログには赤グレードの表示はない。

2005.11.06

04054.jpg 歴代のNational赤電池
左:National Hi-Top C8501 R20P SUM-1(DG)1.5V 90-08 製造後3年間の液漏れ保証付き
中:National Hi-Top long life 124(1974年12月と推定) SUM-1.D 1.5V
右:Natinal NEO SINCE 1931 水銀0使用 R20P(NR) 1.5V T JAPAN 01-98
中の古いNational Hi-Topは福岡の、たたさんからご提供頂きました。こうして見ると結構細かく違いがありますねぇ
031103.jpg 松下電池工業の社史にも登場する、エポック的な古い乾電池

ナショナルハイパー乾電池(完全外装) UM-1H 1.5V \40.00-
C-8501許可番号
689 691特許199186他100件以上
690 692実新397597他220件以上
1954年(昭和29年)国産初の完全金属外装発売(松下電池工業・社史より)となっています
底面はサビが酷く、製造年月日が読み取れませんが、それでも、現物が残っているのは稀でしょう。
しかし、昭和29年といえば、第二次世界大戦での敗戦から9年。アメリカがビキニ水爆実験を行った年。封筒の郵便切手代が10円という、遥か彼方の時代の乾電池です。立派だ。
021013-221315.jpg National HYPER UM-1-UE 1.5V SIZE "D" (R20) 05-04 Long Life Leak Proof
UNDER LICENSE OF MATSUSHITA ELECTRIC. JAPAN


輸入雑貨店にて発見。ハンディライトの付属電池としてあった。グレード的には赤電池のもう一つ 下のグレードが青のようです。原産国の記載がありませんが、インドネシア製のハンディライトの 付属電池です。電池の外装の中心に、古く使われた、Natnonalのロゴが入っており、非常に気に入っています。
5002.jpg 左: National Hi-Top R6P SUM-3(DG) 1.5V JAPAN 90-08 M 2年間補償

中: National NEO R6P(NR) Made in Japan NO MERCURY ADD 11-98(下部側面)

右: National NEO R6P(NR) Made in Japan NO MERCURY ADD 10-95(缶底)

お馴染みNational赤電池。但し。途中から Hi-TopがNEOに変わっている。
5003.jpg National NEO R6PU(MB) 単三型マンガン乾電池 水銀0使用 Made in Japan

91-04(缶底)
02-99, 01-2000(下部側面)
5004.jpg National NEO R03(NB) 単四型マンガン乾電池 水銀0使用 Made in Japan

左: 02-2001(下部側面)

右: 06-2001(下部側面)

推奨使用期限を2年とすると1999年の2月から6月の間にパッケージのデザインが変わったと思われる。
5005.jpg 左: Natinal ULTRA ALKALINE LR1 JAPAN MABI 87-10

右: National NEO Hi-Top UM-5(N) MABI JAPAN 88-10

流石に左の電池は液漏れが激しい。しかし右側は非常に状態が良く、残量も十分である。まだ NEO Hi-Topと書かれており、メタルシール缶ではない。MABI とも書かれている。MABIはJISで決められた製造メーカを表す記号だそうです。
5006.jpg 左: National NEO R1(NB) Made in Japan 水銀0使用 05-2001(下部側面)

右: National NEO R1(NB) Made in Japan 水銀0使用 05-2001(下部側面)

同時期製造でデザインの違うもの。偶然見つける。メタルシール缶。
5009.jpg 左: Panasonic Alkaline AM3 Made in Japan 91-03

右: Panasonic Alkaline LR6(PG) JAPAN 水銀0使用 09-95(下部側面)

左は使い捨てカメラの中に含まれていた乾電池。右は当時の一般の物
5010.jpg Panasonic ALKALINE LR6(G) 水銀0使用 03-99(下部側面)

一般のアルカリ乾電池。
5007.jpg 左: Panasonic Extra Heavy Duty AAA R03NP Made in Japan 02'98(下部側面)

中: Panasonic Ultra HEAVY DUTY R03U MADE IN JAPAN 02-95

右: Panasonic Extra Heavy Duty AAA UM-4N Made in Japan 11'00(下部側面)

逆輸入物であろうか。近くの本屋さんに行くとカウンターで安売りしている。
5012.jpg 左: マンガン乾電池 パッケージ写真 07-2000

中: Panasonic Plus Alkaline 6AM-6 99.999% Mercury Free Made in U.S.A
Best if installed by: Apr.2002

右: Panasonic Heavy Duty 99.999% Mercury Free Made in China 05-01
安売り輸入雑貨店にて購入。
5008.jpg Natinal HYPER Long Life UM-3 UE 05-98
UNDER LICENSE OF MATSUSHITA ELECTRIC,JAPAN

青電池の登場である。友人がデジカメを買ったら付属されてきた電池という事である。 松下電池工業のOEM用の製品の様です。
5011.jpg National NEO R14P(NR) 単2型 水銀0使用 Made in Japan 07-99(下部側面)

ナショナル赤電池。一般品
9017.jpg ナショナルの乾電池が一流なのは、安い値段で(他のメーカに比べて高いけれど)販売されている 商品のパッケージでも、きちんと全てが前を向いてパッケージされている事です。流石は一流ブランド
9003.jpg 左: SUNRISE HEAVY DUTY SIZE AA R6P 単3マンガン乾電池 Made in Japan 11-02
朝日乾電池株式会社
なぜ、この電池がナショナルのコーナーに登場するかというと、この朝日乾電池株式会社をインターネット でしらべて、この会社の住所を調べると、門真市松下町となっており、松下電池工業の敷地内で あることです。多分、子会社か吸収されたかでしょう。一般には販売していないようです。
ちなみに、この会社のホームページには赤の9V角型乾電池が載っており、入手できないかと思案中

右: Panasonic Alkaline AA AM3X Made in USA 10-2000
松下電池工業の海外事業所で作られた物です。これも何かの電化製品の付属品として入手しました 一般に市販されていない乾電池が結構多い物です。
04061.jpg 単三乾電池と見間違えるような電解コンデンサー(古いフラッシュの物)
National CAPACITOR FOR PHOTO FLASH TYPE FC-200 200 MFD
MATSUSHITA E.I.CO.,LTD

耐圧が記述されていませんが、多分22.5V/15Vの積層乾電池と並列に接続され、フラッシュの 点灯に用いられたもの。サイズは単三乾電池と同一。電解コンデンサーといえども 寿命があるため、交換出来る様にこのような形状になっている。
現在でも、壊れたパソコンの電源やCRTモニターなどで、電解コンデンサーのパンクは見られる。
このサンプルの場合、長らく使われていなかったようで、容量抜けしていたため、暫くのエージングで 復活。但しリークが多いため手持ちのLCRメータでは容量測定が出来ませんでした。