2006/02/05(日)AMラジオの出力回路(SEPP)

SEPP回路図

SEPPの回路図

SEPPのバイアス調整って必ず半固定抵抗でアイドリング調整するのですが、ラジオの出力段に使う程度だからなんとかならないかと手持ちのSWダイオードとトランジスターの組み合わせ実験を始めましたが、あっけなく汎用のトランジスタとSWダイオードで納得の行く回路が完成しました。なんせ、電源に006Pを使おうとすれば、消費電流を抑えるのが実用化への道ってもんです。まぁ100円ショップで2個100円ですからそんなに気にはしていませんが。でもA級シングルよりはプッシュプルでどうかという算段で始めたのですが。

バラックで組み立て

20060205_0.jpg

回路を組んでみれば音を鳴らして見たくなるのが人情ってもんです。9Vの006P+2SC945/2SA733ですから少しでもインピーダンスを合わせるために32Ωなスピーカを使いました。これ100円ショップのヤツですが問題ないですね。

愛用のMP3プレーヤを繋いで音楽聴いてみましたが、思いっきり昔のポケットAMラジオな音がするもんですねぇ。回路も低域なんか無視したコンデンサーの定数ですが・・

でも、もう少しマシな音がしても良かろうに。と思い、スピーカを家にある一応Hi-Fiらしき物に変えたらそれなりにキチンとした音がしました。AMラジオの音って結局あの、小さなスピーカの音そのものなんですねぇ。


1SS131

ところで型番が1SSで始まる物は全部ショットキータイプだとばっかり思っていました。そうではないんですね。

2SC945/2SA733

トランジスタって結構同一ロット・同一ランクでもかなりバラツキがでるのですね。HFEが下は200上は320位でした。一応50本づつ購入してコンプリメンタリ・ペアを選別して使ってみました(この作業が一番時間が掛かった)

2005/12/04(日)一石トランジスタラジオ

進化してるね

2SC3622

私が少年だった頃は2SC372とかでした。何気なくパーツ屋をめぐっていると10本200円という事で幾つかの種類のトランジスタが置いてあります。2SC1815とかの汎用品に混じってこの2SC3622なるトランジスタが・・

規格表を見てもらうと判りますが、hfeがなんと1000~3000という値で、一瞬ダーリントンかと思いましたがそうではないようです。私が購入したのはLランクで実測値が1200でした。


[ラジオ]レフレックスラジオ

1石レフレックスラジオ

電子工作のページをネットで探るとラジオを作っているページが沢山あります。私も作ってみたくなりました。回路図を描いてみました。私の手元に昔の2石レフレックスラジオがあって、まぁまぁの感度でなります。そのラジオで使われているのは2SA100とかのhfeが低い(いや普通なんだ)トランジスタです。でもこの2SC3622は違います。もしかしたら一石でスピーカがなるかも知れない。試してみたい。実は、昔かっておいたダイソーの100円ラジオがあるからこれを分解すればパーツは揃うハズだ。なぜか古き出力トランスST-32もあるぞ。あとはやる気だけだが・・・・。手が動かない。キーボードは叩けるのに。