2026/02/20(金)グロー式点灯管の不思議な動作

DC12Vで動作する3W E17 UVCランプ(GTL3)とバラスト回路で調べたついでにそのソケットに収まるグロー式点灯管*1について思い出した事がある。学生時代に学園祭で使う看板のランプを点滅させる必要があって蛍光灯用のグロー式点灯管をランプと直列に繋いだことがある。しかしこれだけでは旨くいかなかった。何かの拍子に点灯管と並列にコンデンサを繋ぐ事で点滅パターンが変化したのだ。それを再現してみた。
FG-7E.JPG

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2026/02/15(日)DC12Vで動作する3W E17 UVCランプ(GTL3)とバラスト回路

UV-EPROMの消去に使える紫外線ランプの面白そうなものを見つけた*1ので取り寄せて見た。紫外線LEDだと精々365nmのUVA領域を出力するのが精一杯で、UV-EPROMを短時間(と言っても一般的には15分程度必要)で消去するには254nmのUVC*2が必要だ。取り扱うには皮膚や目の露出を防止して紫外線照射を避ける事。オゾンが発生し人体に悪影響があるので取り扱いには十分留意が必要。*3
AliExpress 3ワットUVランプ

一般的な直管蛍光灯と違いE17ソケットに入る2端子構造と小型のバラスト(インバータ)がセットになっている。
このランプ単体で探すと*4楽天やAmazonでも見つかりシューズキャビネット、クローゼット、冷蔵庫や水槽の殺菌用となっている。またオゾンレスタイプ(185nmのカットフィルタ付き)もある様だ。
このランプの正しい品番は分らないが紫外線殺菌 GTL3という名称で多くヒットし、ウシオ電機ではGTL3Gとしてカタログに存在している。

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2026/02/08(日)サイラトロン2D21の基本動作を知ろう

サイラトロンと呼ぶ真空管2D21が見つかったので簡単な回路をバラックで組んで実際の動作確認をしてみた。
YouTubeで見つけた*1 2D21を使った実験動画を見て(日本語字幕ONで)自分も手元で再現実験したくなったのが事の始まり。この動画は6.3V/0.15Aの豆ランプ(動画内ではハロゲンランプ)を真空管で駆動する方法として2D21を使っている。

手元にあったサイラトロン2D21の写真

2D21

写真上側:NECの2D21 下側:TENの2D21(1958年12月製)
左側に写っているのは実験時に負荷として使用した豆ランプ。6.3V/12V/100V用。

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2025/12/13(土)ルーペ付き電気スタンドOAL-8066G-Wの修理

ルーペ付き電気スタンドOAL-8066G-Wが暗くチラつくようになった。予備の蛍光灯に取り換えてまだ1年程度なので点灯回路側の問題と断定して一旦分解してみた。使われている蛍光灯はFHC22EDというインバータ用だ。
プリント基板も電解コンデンサーも外観異常はない。回路を追いかけてみたいが面倒なのでそれらしい回路をネットで引くと守谷工房さんのサイトおもちゃ病院のオーム電機製 DL-2701に載っていた回路に近そう。AC100Vを倍電圧整流している様で2つの電解コンデンサの端子電圧を測ると片側は140Vだがもう片方は10V程度。取り外して容量を測定するとやはりNG。ダイオードはOK。
交換部品を調べると秋月電子でルビコンの標準品200V 22uFが30円(10Φ-16mm)で売っているが今日中になんとかしたいので大阪の日本橋へ遠征して来たが・・・。
共立電子では250V 22uF*1はニチコン製のVRシリーズ。85℃品で直径が12Φと太い。10Φは250V 10uF*2となってしまう。1本62円なので取り合えず購入。
次に千石電商だと日​本​ケ​ミ​コ​ン製の250V 22uF*3が10Φで105℃品でサイズもぴったりだが値段が高い。躊躇したが此処まで電車代まで費やして来たので渋々購入。2本で420円。うーん。腑に落ちない。
家に帰ってきて半田付けして修理完了。今日は、秋月で2本60円の電解コンデンサを入手するだけの為に幾ら散財したのだろう。
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2025/12/15追記
千石電商さんで購入した製品は日本ケミコンのEKXJ251ELL220MJ16Sで105℃/10,000時間という長寿命・高耐久性の現行品*4でした。従って値段が高いのは当然の事だった。後からこの事を知ってスッキした。納得。