2023/11/12(日)7石トランジスタラジオキット その-3 (ゲルマトランジスタ化)

3か月間も放置しているトランジスタラジオキットですが、本日は雨日という事で組み立ててみる事にしました。
前回AF段をゲルマトランジスタ化してしまったので残りもゲルマニウムトランジスタ化します。これによって幾つかの変更点に合わせて回路図を起こしました。

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2023/06/30(金)ゲルマニウムトランジスタのhFE測定

7石トランジスタラジオキットをいっその事ゲルマニウムトランジスタ化出来ないか?と思い回路図を眺めている。一部に簡単な固定バイアス回路が採用されておりこの点は修正の余地があると思う。シリコントランジスタと違いゲルマニウムトランジスタはIco(バイアス無しの状態でコレクタに流れる電流)が大きくそして温度に敏感でコレクタ電流が大きく変化する。ではIcoやhFEはどの程度の物なのか実際に測定してみる事にする。

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2023/06/19(月)水晶発振周波数カウンターキットをちょっと改造して6MHz以下の水晶もテスト出来るように改造

色々なところで安価に売られていますが一般的にはどれも同じような物です。
しかしどうやらオリジナルはAndrewさんのCrystalTesterの様子。そしてPICを使った周波数カウンターの部分はDL4YHF Frequency counter with PIC a PICを使っている模様。
私も家にあるクリスタルの確認に使う事があるけれど、周波数が低いクリスタル(6MHz以下)だと発振してくれません。

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2023/06/03(土)微弱領域でのシリコンダイオードの順方向電圧

一般的にシリコンダイオードの順方向電圧(Vf)は0.6Vで計算する。しかし微弱領域(1uA程度)であれば実際の順方向電圧は0.2V~0.3V等と非常に低い。ゲルマラジオの検波に使ったことがあるけれど、ゲルマダイオード1N60と比べても音量は下がるけれど使えない事は無い。実際TOSHIBAのデータシート(1SS337)には珍しく小電流領域までグラフが描かれている。一般的なデータシート(1S2076A)では微弱領域までグラフが描かれていないが、同様の傾向を示すだろう。

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2023/06/03(土)カラーコードを読み間違えやすい抵抗

150Ωと10MΩの抵抗のカラーコード

150Ωと10MΩ

Amazonで購入した安価な抵抗の詰め合わせ。150Ωと10MΩの抵抗だけれど、抵抗なので極性は無いが、カラーコードを読み取る向きはある。一番安い金属皮膜の誤差1%だけれど、誤差5%や10%のカーボン抵抗の方がカラーコードは見易い。

1%抵抗の場合

150Ω10MΩ
茶緑黒黒茶茶黒黒緑茶

5%(10%)抵抗の場合

150Ω10MΩ
茶黒茶金(銀)茶黒青金(銀)