2024/03/24(日)2SA52 ゲルマニウムトランジスタ使用 2石スーパーラジオ-組立と評価

ブレッドボードの配線が悪いのもあるけれど専用基盤だと流石にスッキリする。


コイル類は新たに千石電商より新調した。何時までラジオ用のコイルが調達できるか不明だ。電源を入れて初段の2SA52の電流を0.3mAに次段の2SA202の電流を0.5mAに調整してブレッドボード時代のときにマークした位置にバリコンダイアルをセットし、OSCコイルを回していくと微かに放送が受信できた。とりあえずホッと胸を撫で下ろす。
ブレッドボードに比べて浮遊容量が少ない
ブレッドボードの時と比べると、放送受信位置のバリコンの目盛りが低いほうにシフトしている。やはりブレッドボードでは隣り合うパターン間の容量があるのだろう。トランジスタによる感度の違いは殆ど無い。
IFTを2個使用する回路に変更したところ、次段の回路はトランジスタをシリコンの2SA1015と合金接合の2SA202と差し替えてもコレクタ電流を同じにする事で殆ど音量の差はなかった。但し2SA202ではコレクタ電流を1mAまで増やすと寄生発振してしまうが、シリコントランジスタでは寄生発振を起こさない。トランジスタ自体の性能の差だと思う。家には2SA202が5本ありパーツテスターでHFEを測定すると77~180までバラついているがHFEが高い物ほど寄生発振し易い(少ないコレクタ電流で発振してしまう)。コレクタ電流を増やすほど音量が大きくなるので結果的にHFEの高い2SA202程音量が小さくなってしまう。この時代のトランジスタだと中和が必要かもしれない。受信テスト結果
| 放送局 | 周波数 | IF段の一次側電圧(rms) |
|---|---|---|
| ラジオ関西(CRK) | 558Khz | ! |
| NHK第一 | 666KHz | 60mV |
| NHK第二 | 828KHz | 100mV |
| KBS京都 | 1143KHz | 1500mV |
| MBSラジオ | 1179KHz | ! |
| ラジオ大阪(OBC) | 1314KHz | ! |
中間周波数増幅段はトランジスタに流す電流でゲインは大きく変わる
SGは無いので代わりにTinySAで700KHzのAM変調を与えて2SA52 ゲルマニウムトランジスタ使用 2石スーパーラジオ-改造の回路でIF段の電流とIFT一次側の電圧をオシロで観測してグラフを取ってみた。
- オシロで観測できた最小値は4.5mV(rms) Ieが0.06mA
- 最大出力は1030mV(rms)この時のIeが1.06mA