2016/12/01(木)安定動作の2線式弛張発振回路

安定動作の2線式弛張発振回路

やっと安定して動作する弛張発振回路となった。部品定数が多くなってしまったが、非常に再現性が高い。トランジスタも適当な組み合わせでOK。元々は豆電球の点滅回路として何度か作っているが、豆球やトランジスタの組み合わせで原因不明な点滅しない場合があった。(点灯したままになる)

Flasher Circuit

1.C1とR1で間隔を広範囲に変更可能

2.R2で点灯時間を広げられる。豆球の時に必須

3.回路は電源と負荷の間に接続された2線式である

2005/12/10(土)トランジスターによる豆電球の点滅回路

豆電球の点滅回路図

トランジスタがあったので、豆電球の点滅回路を組んでみた。クリスマスが近いしデコレーション用にと思った。この回路はなんの変哲もない弛張発振回路だが奥が深い。まず、抵抗390Kだが、220Kでは点灯し続ける。豆電球も明るい物(2.5V/0.3A)でないと点滅を繰り返さない。6.3V/0.15Aのパイロットランプでは一度点灯すると消えなくなる。本来C3622にあたる部分のトランジスターにはhfeの低いものが良いらしいが、このC3622は前に書いたとおりhfeが1000から3000という物だ。

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2004/01/14(水)マイコンで直接ドライブできそうな豆電球(極小ランプ)

極小ランプ

マイコンで使うデバイスで「光る物」といえば、LEDが殆どだ。PIC,AVRで簡単にインターフェースの取れるものといえばLEDは手っ取り早い。従来は赤と緑だけだったが、青色が安価になってからは、白色ですら可能になった。最近は懐中電灯とかポケットライトやサーチライト、はたまた車のルームランプなども、LED化されてきている。

そこで時代に逆行して「豆電球」などはどうだろうか。確かにLEDに比べて電流量も多いからLSIで直接ドライブは難しい。それに豆電球特有の「ラッシュカレント」と言って、ONの瞬間に定格の数倍の電流が流れる為、一工夫しないと、トランジスタデバイス等を簡単に壊してしまう。

しかし「超極小・微電流」な豆電球(極小ランプ)が入手した。定格は恐るべき「1.5V - 9mA」だ。昔の電池式の腕時計の文字盤を照らす為に作られた物だそうである。しかし、小さすぎて、工作には一寸つらいなぁ。これも何時か日の目を見る時がくるであろう。

  • 2004/05/17:ランプ寿命は20時間程度であった

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1円玉と比較