2024/03/11(月)2SA52 ゲルマニウムトランジスタ使用 2石スーパーラジオ-改造

バラックで作ったラジオだが元々ゲルマトランジスタ1石のスーパとしてブレッドボードに何の計画もなく組立たが余りにも音が小さいためバッファーとして簡単な抵抗負荷の増幅回路を追加した。しかしゲルマトランジスタでは大した成果が無かったがシリコントランジスタとする事で実用的な音量となった。そこで次のステップとしてIFTをもう一つ付加してゲルマトランジスタ2石でも実用になるのか試して見ようと思う。だがブレッドボードも手狭になったのと接触不良が割と多くてトラブルが多いので、これ以上のブレッドボードへの増築は諦めて基板配線に切り替えようと思う。
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IFTを追加した回路

単にIFTを一つ追加しただけ。家のパーツBOXに大量にあるゲルマトランジスタやシリコントランジスタとの比較が出来るようにバイアス回路は可変抵抗としたので新たに変更する部分は検波回路程度。これも家にある小信号シリコンダイオードにバイアスを掛けた回路とした。
尚IFTすら自作されるJA9TTTさんには感服する*1
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基板の設計

回路は出来たが、IFTやOSCコイルをユニバーサル基板に載せるには加工が必要で面倒くさいので格安PCBベンダーに発注する事とする。Easy EDAを覗くと10mmサイズのIFTのフットプリントが見つかったのでこれに決定。
しかしピン番号が日本で使われている並びと合っていない。JISC6421参照 その為、初めて使うツール上で四苦八苦しながら自分用に修正して使用した。スーパーラジオの製作記事を良く目にするけれどIFTやOSCコイルのピン配置を丁寧に説明している記事を見かけない。現物合せとして千石電商のページに各コイルのデータシートがあるので参考にした。基板サイズは余裕があるので残り部分をユニバーサル基板として使えるように穴を開けている。
JISC6421
OSC/IFTコイルピン配置


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基板の見積もり

JLCPCBさんへ発注。基板費用は5枚作っても大抵の中国ベンダーだと$2ですが、JLCPCBは配送としてOCS NEPが選べるのが素晴らしいです。送料がたったの$0.96で済みます。あとはクレジットカード番号を入力するだけですが、ちょっと怖いのでPayPal経由で支払いしました。但し手数料として$0.5が発生します。結局全てを含んで$3.46で済みました。基板の到着が待ち遠しい。
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