2008/06/15(日)足元ライト

足元ライト

足元ライト

フォトトランジスターによるワンショットマルチバイブレータ回路で駆動されたLEDライト。

夜、部屋の明かりを消すと一定時間LEDが点灯するという物。

ヒントとなったのは、電子マスカットさんのサイトにあった白色LEDを使った就寝専用常夜灯です。CDSの代わりに家にあったフォトトランジスタ TPS603 を使用。

火傷

ユニバーサル基板に組んで、電源を入れると何時まで経ってもLEDが消えない。配線間違いだろうとトランジスタに触れたとたん指先に火傷を負った。乾電池ってバカに出来ないなぁ。それでもキチンと配線を終えると、何事も無かったように正常に動作する。2SC945も凄いなぁ。

2007/11/26(月)HT7750

HT7750の追試

昨日の実験ではダイオードによる差異があまりみられなかったが、裏技であるLX-GND間にコンデンサーを入れると確かに小電圧時に出力増強を得ることが出来る。しかし3Vで実験すると大した差は出なかった。そこでこのコンデンサーが無い状態で実験してみると、ダイオードによって出力に差が出ることが判った

下の実験結果でIcは一次側の電流。Voutは二次側の出力電圧。

しかし相変わらず、コイルの辺りをテスターやらオシロのプローブ、その他にも指で触った程度で出力が増大するという怪奇現象は起こる。

ダイオードIc(mA)Vout(V)
11EQS1016.13.02
1DL4A112.83
1SS1318.22.75
1S2076A7.52.72
ERA15-067.22.65

デジタルテスター便利!

実験データを得るのに最初は古くから使っているHIOKIのアナログテスターだが、データ収集にはデジタルテスターが便利だ。それに今回のように低電圧の電流を読むときにはアナログテスターではどうしても内部抵抗(ブリーダー)の影響が出てしまう。

テスターの電流計のレンジは30mAと300mAだが、300mAのレンジでは2.5mAが識別できる最小単位だし、30mAレンジでは内部抵抗の影響が出てしまう

今回はホームセンターで千円程度で購入したデジタルテスターが活躍した

2007/11/25(日)HT7750

HT7750によるステップアップコンバータ

夏ごろ入手していたHT7750をバラックで組んでみた。色々な方が実験されているがこのチップのうたい文句通りの出力100mAは無理なようです。私が実験したかった事はスイッチングダイオードの違いを見たかったのです。

ファーストリカバリーダイオード(1DL41A)やショットキーバリアダイオード(11EQS10)と一般整流用(ERA15-06V1)とでは思っていたよりも雲泥の差が出たが、一般的なスイッチングダイオード(1SS131,1S2076A)でもこの程度の出力ならば結構使えるなぁという結果が得られたのは大きい。

コイルについてもトロイダルコアの100uHとアキシャルリードの100uHとでは差異が見られなかった。他の方が実験されたblogでは22uH辺りが最も出力が高くなるそうであるが、手持ちに無かった。

HT7750の裏技か?オシロのプローブで反応

どんな波形なのかとHT7750のLX - GND間にオシロのプローブを当てるとLEDの光が強くなることを発見した。ならば?と思い、LX - GND間にコンデンサーを入れる事で出力が大きくなることを発見!。パラメータを変えてみると0.033uF辺りがよさそうであった。それも、マイラーではなく、セラミックでなけれならない所がなんとも、怪しいが・・・。

でも、これはブレッドボード上の配線の影響もあるのだろうなぁと思ってはいるが、今回はこれで良しとしよう。

HT7750

2007/06/09(土)マルチバイブレータ

マルチバイブレータ

パーツボックスを見ていたら、サビサビになっている2SB75が6本。捨てようかと思ったが、テスターで調べてみるとHFEも80~110前後で生きているようだ。それと、プリント基板の切り端もあまっているから何か作ってみようと思い立ったのがこの「2石LEDピカピカ回路」。トランジスタ入門書なら必ず紹介される回路。家にある部品で特に古そうな物を選んで作ってみた。LEDも非常に古いタイプで約30mA流しているが全く眩しくない。

作成例
マルチバイブレータ