2015/08/22(土)Arduino UNO を ATmega168Pへ装換

[AVR]Arduino UNO のCPUをATmega168Pへ交換してみた。

UNOを購入したが,家にはATmega168Pの在庫があるので,それを活用出来るか試してみた。

ATmeaga168Pのヒューズビット

EXTENDED 0xF8

HIGH 0xDF

LOW 0xFF

-Boot Flash size=1024, start=$1C00

-BootRST

-Ext.Crystal OSC 8.0-

ATmega168Pへ書き込むbootloader

\hardware\arduino\bootloaders\optiboot\optiboot_atmega168.hex

ATmega168PのLockBits

0xCF

-LPM and SPM prohibited in Boot Selection

Arduino-IDEにUNO168を登録

arduino\hardware\arduino\boards.txtの以下の行を追加

##############################################################

uno168.name=Arduino Uno168

uno168.upload.protocol=arduino

uno168.upload.maximum_size=14336

uno168.upload.speed=115200

uno168.bootloader.low_fuses=0xff

uno168.bootloader.high_fuses=0xdd

uno168.bootloader.extended_fuses=0x00

uno168.bootloader.path=optiboot

uno168.bootloader.file=optiboot_atmega168.hex

uno168.bootloader.unlock_bits=0x3F

uno168.bootloader.lock_bits=0x0F

uno168.build.mcu=atmega168

uno168.build.f_cpu=16000000L

uno168.build.core=arduino

uno168.build.variant=standard

##############################################################

Arduino IDEの使い方

ツール→マイコンボードの一覧に Arduino Uno 168 があるのでそれを選択する。書き込めるプログラムメモリ領域が小さいので大きなサイズのプログラムは実行できない。

内部発信器8MHzモードでもOK

ATmega168Pのヒューズを書き換えた後、boards.txtの以下を書き換える事で問題なく利用が可能。(要するにクロックが半分になる。これによってIDEとの通信速度も半分になるだけの事)。fuseビットの定義は未検証。

uno168.upload.speed=57600

uno168.build.f_cpu=8000000L

uno168.bootloader.low_fuses=0xc2

uno168.bootloader.high_fuses=0xdd

uno168.bootloader.extended_fuses=0x07

2009/07/09(木)Z80ワンボードマイコンを5Vのモバイル電源で動かす

5Vのモバイル電源

最近のデバイスは3.3Vな物が多いが、古いデバイスでは5Vが標準だ。

今までは5Vの給電は秋月の5VのACアダプタを主に利用しているが、希にコンセントが遠くにある場所でも使いたい場合があった。そんな時はテーブルタップでコンセントを延長して使っていた。

少し前にマルツ電波でUSBケーブルの先が2.1ΦのDCプラグになっているケーブルを見つけて購入しておいた。2.1Φは秋月のACアダプタと同じな上、極性も同一。本体側を2.1Φにしておけば、USBコネクタ付きのノートパソコンからも電源が取れる2WAYに変身する。

しかし、5Vが欲しいが為にノートパソコンを持ち歩くのも変な話だ。そんな時、セブンイレブンで見つけたのがこの携帯電話用の充電器。

20090709_0.jpg

本体部分がUSBポートになっていて、USBと携帯電話の充電ケーブルがセットになって価格は990円。乾電池2本から5Vに昇圧するモバイルガジェットと考えてさっそく購入して見た。

トップランド コードプラス充電器

http://www.topland.co.jp/productshtml/mobile/m333.html Panasonicのエボルタアルカリ乾電池2本付き。

この充電器には電源SWがありません。USBポートの出力をテスターで計測すると5Vが常に出力されています。そこで乾電池側の無負荷電流を計ってみると0.06mAでした。これなら電源SWは不要なのかもしれない。

分解してどんなデバイスを使っているのか見てみたいけれど、まだ購入したばかりだからなぁ。

使い捨てタイプの充電器も600円程度であるが、これは乾電池を交換出来るし、一般的な単三タイプ。充電式電池が一般化して我が家にもWii用に常備してあらから、ランニングコストはかなり安いと思う。

C-MOSでなくてもいいかも。

これからはニッケル水素電池が2本あれば何処でも5V電源が取れるようになったから8048で作った幾つかの工作物の利用範囲が広がった気がする。

単三乾電池2本で動作するZ80ワンボードマイコン

そんな訳で家にあるZ80のワンボードマイコンをこの充電器経由で動かしてみた。

20090709_1.jpg
モバイルコンピュータとは呼べないと思うけれど・・・。

2007/05/20(日)ニノミヤ,ついに事業廃止

ニノミヤ,ついに事業廃止

つい一ヶ月程前に始めて、日本橋の「ニノミヤ パーツランド」に行ってきたばかりだが、ニノミヤ自体が廃業されるそうです。パーツランドは6月10日に閉店らしいので、もう一度日本橋へ出かけないと。あそこにしかないパーツがごまんとあるからなぁ。京都の寺町店もきっともうないのだろうか。

ニノミヤからのリリーススラドの記事

6MHzの発振子

8048のノーマルバージョンは基本クロックが6MHzなんですが、巷によくあるセラロック(セラミック発振子)は4M,8M,10M,12Mはあるけれど6MHzってなかなかないんです。

6MHzのセラロック

この写真の物は日本橋の共立電子でパーツケースの底の方に残っていた怪しい物で最近購入した。以前に京都の寺町通りにあったニノミヤで水晶発振子を購入したことがあって、もっと買って置けば良かったなぁと後悔。

癒し

そんな訳で、このセラロックが使えるかどうか昔のボードで簡単なテスト。

8048ボード

2端子であるからコンデンサは内蔵されていないだろう。外付けのコンデンサなしの状態で約6.09MHzで無事発振を確認。テストプログラムはLEDが右から左へ、そしてまた右へと光が往復するだけの至極簡単な物だ。しばし眺めていると「やっぱりEP-ROMバージョンの8748は単純な作りが一番似合う」としみじみと思う。セラミックパッケージ。窓付き。そして40PinのDIPというスタイルがノスタルジーなんだと。また、これに使われている赤色LEDが年代物で物凄く暗い物なんです。最近の高輝度LEDとは色合いが違うのと、ビーム角が広い(というか正面から見ても全く眩しくない)為だろうか。そしてCPUを触るとほんのりと暖かい。癒しだな。これは。

led.lst

ソースリストはこちら