2026/04/22(水)ポケットテスターを比較検討。結局SamwaのPM3を購入した。

ミニタイプのテスターは秋月電子やAmazon、ホームセンターなどで多種販売されているが、やはり国内メーカ品であるHiokiの3244*1とSanwaのPM3*2に絞って自分なりに購入比較してみた。またSanwaのPM3とほぼ同等のテスターにCUSTOMのM-03FB*3もあった。
Hiokiの3244・SanwaのPM3・CUSTOMのM-03FB 主な比較結果
| 評価項目 | Hioki 3244-60 | Sanwa PM3 | CUSTOM M-03FBM |
|---|---|---|---|
| 最大カウント数 | 4199 | 4000 | 3999 |
| サンプリングレート数 | 毎秒2.5回 | 毎秒3回 | 毎秒3回 |
| 導通テスト時の開放電圧 | 3.4V以下 | 0.4V | 0.4V |
| 周波数・コンデンサ容量の測定 | × | 〇 | 〇 |
| その他 | 収納ケース付き | ビニール折り畳み | バックライト付き |
| 製造国 | 日本 | 中国 | 中国 |
| 使用電池 | どれもCR2032 | ||
総合評価
- Hioki 3244
- 日本製である事が一番のポイント。また収納ケースが優秀である。
- Sanwa PM3
- 導通テストの開放電圧が0.4Vと低い為、基板修理時に使い易い。収納ケースはビニールの折り畳み式で使いづらい。
- CUSTOM M-03FBM
- SanwaのPM3にバックライト機能を追加したような製品
Sanwa PM3を購入してみて
良い点
- テスターリードが金メッキされている
- 液晶表示が大きくて見やすい
- コンデンサは誤差は大きいが15pF程度から測定可能。但し大きい容量の測定は時間を要する(カタログ上は 10μFで約5秒、150 μFでは約45秒)。
- 導通テスト機能は期待していた通りだった。ショットキーダイオードも無視(ブザーが鳴らない)してくれる。しかしよく使う機能のハズだがレンジ切り替えの後にSELECTボタンを2度押す必要がある。
- ダイオードテスト機能もLED以外であればOK.シリコンとショットキーの識別に使えそう。
悪い点
- 周波数測定機能はDCレンジの場合400mV/ACレンジの場合4Vにレンジ固定されてしまいオートレンジには戻れない。ACレンジでAC100Vの周波数は測定出来たがDCレンジではTTLレベルの測定も出来なかった。マニュアルに小さくDC結合での測定は出来ないと記されているので、コンデンサーを経由して測定する必要がある。オーディオ回路なら便利かも。
- 一番の問題点は抵抗測定で、特に10Ωなど(多分400Ωレンジ)は値が2→4→6という様に変化して最終的に10.1Ωと安定するまで3秒程度掛かる。これはオートレンジテスタの宿命か。
- 今使っているCUSTOMのCDM-03も同じような折り畳み式のビニールケースに入っていたけど、長くつかっているうちに敗れてしまった。