2006/06/25(日)16KbのPROM

小さなメモリー空間

X2816 NMC27C16 MB8516

8080AやZ-80そして8048/8035の外付けのROMとして広く使われた2KBのメモリー(P-ROM)。

今となっては2KBというのは猫の額より狭い空間かもしれないけれど、同時期のSRAMに至っては256x4bitや1024x1bitなんていうのもザラでした。

これら3つはintelの2716ピンコンパチブルなので置き換え可能な品種

Xicor X2816BP

XicorのEE-PROM 2816 5V単一で書込み可能 書き込み時間の遅いSRAMと同等に扱える。バイト単位で再書き込み可能(5ms)、一万回保障。100年間のデータ保障。 DateCode 9020

NMC27C16(2716 C-MOS)

National Semiconductor C-MOSの為、消費電流が非常に少ない 80C35と組み合わせて電池駆動可能だろう。DateCode 8424。最近になって、若松通商にて購入した。今でも売っていたのが信じられなかったが。

MB8516(2716)

Fujitsu MB8516 DateCode i2716の富士通版 独特のパッケージです。ピンが折れやすいが金メッキ品です。 DateCode 8103 四半世紀前の物。現在でも問題なく消去・書き込み出来ています。

2006/06/18(日)MCS48 DS1822 高精度温度計完成

0度以下も測定可能

8048とDS18B20を使った温度計だけれども、0度以下の温度表示も対応してみた。なにせ、よく考えてみると、昔のZ80の頃にさえ真面目に数値演算処理なんてした事なかったので、符号付き二進演算について基礎知識が足りなかったのだ。そんな訳で苦労して作ったソースプログラムのテストで家の冷蔵庫の温度を測ってみたら、冷凍庫は-20度だったが、冷蔵庫内は9度だった。これではビールが飲み頃まで冷えないではないか。

この温度計は3桁なので温度によって表示パターンを変える仕組みになっている

100 - 127 チップが壊れそうだが

00.0 - 99.9 これは通常の表示

-0.1 - -9.9 これは0度以下。真冬にはこの程度も必要だろう

-10 - -99 -99度まで測定できるか不明だが。

そして、室温モニターとして温度の変化を音で知らせる。

  • 2/16 度以上高くなると ピッピッピッ
  • 2/16 度以上低くなると ピューン
  • そして 1度以上の変化の場合はそれぞれの音が3回続けて鳴る

室温の変化

部屋の温度の2/16度の変化って結構ありますね。窓を開けておくと、風がスーっと吹き抜けるだけで簡単に0.5度程度は部屋の温度が下がるし、DS18B20の近くに手をかざしただけで0.3度程度は測定値が高くなります。夜には電球のスタンドの光を当てただけでも変化が見られます。

放射冷却の実験にも

現在、28.8度を表示していますが、DS18B20にエチルアルコールを吹きかけると、24.5度程度まで一気に下がります。これは放射冷却を目のあたりにしたのではないでしょうか

DS18B20/DS1822

DS18B20もDS1822も同じモノなんでしょうか。データシートではDS18B20が誤差0.5度、DS1822が誤差2度となっていますが、どちらも、差し替えて見た所、誤差は同じようです。また最小分解能は1/16度ですが、この程度は測定する度にパタパタと変化を繰り返すので、このソフトウェアでは2/16度以上の変化で音は鳴らすようにしている。

ledtemp.lst

ledtemp.lst

2006/06/04(日)8048使用 デジタル温度計 V2 完成

今度は個人宅でサーバー運用

実は、このprotom.orgって色々な所で寄生していて、昨日の夜11時に旧サーバを停止して、本日の昼には立ち上がる予定だったんですが、DNSサーバのキャッシュ時間を縮めておくのを忘れたため、周辺のPCがなかなか新IPアドレスに向いてくれなくて右往左往してしまいました。

配線完了

LED 8048 温度計

約3時間かかりました。しかし、7SEGのLEDのスタティック駆動って結局全部の本数を配線するって事ですね。最後は少し嫌になりました・・

まっ、いつものUEW線での配線なんですが、ちょっと込み入ってますね。

小さく作るにはテクニックより目の良さと集中力が必要だな。

なんとか簡単にプリント基板って作れない物だろうか。

CD-Rに直接プリントとかってプリンターがあるから、プリント基板に直接パターンを印刷して、そのままエッチングっていうプリンター無いでしょうか。

8048デジタル温度計 V2 完成

LED 8048 温度計

DS18B20はほんとに凄い。無校正の状態で0.1℃単位で測定出来るそれにデータシートでは誤差0.5℃だ。が、この8748バージョンは失敗だった。折角出来たのでデジカメで写真を撮っていると、温度がどんどん上がっていくのが確認できる。

最初は、電気スタンドのライトの光が当たってそれが影響しているのかなと思った・・・が、

設計ミス

何気なく8748を指で触れるとあちちち!かなり熱いのである。やっぱり、LEDとポート直結はまずかったらしい。いくら同じIntelだからって、何時からおまえはPentiumになったんだ!といわんばかりの熱さだ。しかし、今更各ポートに抵抗を付けるスペースなど基板の何処にもないのだ!あー。3時間かけてUEW線をハンダ付けしたのはなんだったんだ?もう寝よ。

100Ω

で、取り急ぎ、LEDのコモンからVCCへの配線の途中に100オーム入れて見ました(7セグのLED3個で100オームの抵抗一本を共有)これがドンピシャで、8748は熱くなりません。明るさもまぁまぁ。今晩はこのボードを枕元に置いて寝てみよう。火事にならないよね。きっと。

2006/06/03(土)MCS48 7SEG LED 温度計

2進数と10進数

nibble - decimal

DS1820では温度を小数点以下4ビットまで測定できる(データが来る)のであるが、これを10進数で表示するところで困っている

LED3桁で0.1℃単位まで測定できる温度計を作ろうとしているが、小数点以下1桁で丸めようとするとこんな結果になってしまう。

かと言って、小数点以下2桁ではムダな感じもする

回路図はこんな感じで(6/4 100Ω追加)

LED 8048 ledtemp

配線待ち

LED 8048 ledtemp

CPUにintel MCS-48/8048 (今回はNECのuPD8748HD) 7SEGのLED DS1820の簡単な作り。