2004/10/05(火)AY-3-8500 1chip Game LSI

日本にテレビゲームブームを起こした立役者 GI AY-3-8500

AY-3-8500-1X

AY-3-8500 GIMINI DataSheet

ページの更新も大分おざなりになってしまったので、何かネタは無いものかと、パーツボックスを漁っていると、ムムッ、これはこれは懐かしいものが目にとまった。1975年(昭和50年)にGI社で開発された1ChipテレビゲームのLSIではないか。型番に-1が付いているのはNTSC仕様。けれども私の手元にあるのは-1Xとなっていて意味不明。

まだ、ファミコンなんかが誕生する前の時代で、日本ではテニスゲームと呼ばれたPong 以下のページに詳しい

PONG-Story(英文) AY-3-8500の資料(英文)

国内発売・家庭用ビデオゲーム機究極年表

この頃はまだ、マイコンとソフトウェアではなく、完全なロジック回路で構成されているもので、一般にアーケードゲーム機としてボーリング場や喫茶店に置いてあった初期のブロック崩しなどは、A3の用紙サイズを二周り程大きな両面基板にぎっしりとTTLロジックICが実装された基板が入っていたのを知っている。

このアーケードのブロック崩しゲームはアタリ社が「ブレークアウト」という名前で開発し、日本にも輸入され大ブレークしたというのは昭和51年のお話ですね。尚、ブロック崩しが良く判らないという方は、もう少し新しいゲームでリバイバルのアルカノイドというゲームもありましたね。(これも既にかなり古いですが・・・)

今は、PICやAVRでオールソフトウェアによるゲームが可能なのとは正反対なのが面白い所ですが、最近はPC上でVHDL等で記述しロジック合成してCPLDやFPGAに書きこむのが流行り?ですので、時代は繰り返されるという事でしょうか。

Pong

2004/08/16(月)2004年製の MitsubishiのPPI 8255

8255ってまだ生産しているのですか? M5L8255AP-5

M5L8255AP-5

驚きました、マイコン時代のヒーロー8255を入手しました。

ごらんの通り、生産コードが040103...そう2004年製です。とっくにディスコンのハズなんですが、製造コードの見間違いでしょうか。でも新品の様子なんです。みた感じが。

8255をご存知ない?そりゃモグリでしょ。1974年にintelが8080を発表、この周辺チップとして8Bitx3CHのパラレルポート(PPI)のとっても簡単なチップ。ん?1974年って昭和49年ですか。

詳細はgoogleで簡単に調べられます。でも、BeOS用周辺機器を自作しよう(WebArchive)のページにあるCPUメータは面白そうですね。