2022/03/07(月)乾電池チェッカー BT-168D

100円ショップ物から一応メーカ物まで多数あるが、AmazonでBT-168Dなるバッテリーテスターを購入。

デジタル表示なのに内蔵電池不要という代物。非常に安いので購入して評価してみた。

測定端子は2か所あり、上部に9V用、スライド部分は通常の乾電池1.5V用。こいつは凄いぞ、9V用の端子からはレギュレータで給電するが、1.5V用の端子からはDC-DCでステップアップして内部電源としている。

電池に流れる電流は9V側で約7mA、1.5V側で約6mAと良く出来ている。しかし驚くべきは9V端子で測定中に1.5V用端子をショートしても正常に測定出来る事。

何がしたいかと言うと、このテスターは低消費電力が故に1.5Vの良く使う単三乾電池等の測定にはもう少し電流を流した状態で測定したいのである。

そこで改造して抵抗を並列に接続しようと考えている。しかし単純に並列に抵抗を入れてしまうと9V電池測定時には電流が流れすぎて都合が悪い。

しかしこのテスターは9V端子と1.5V端子で個別に測定している様なので、簡単な改造で1.5V側だけ負荷を掛けて測定する、私の求める納得のいく乾電池チャッカーに仕上がるのではないかと。

*写真はAmazonから拝借

BT-168D

BT-168Dの改造(15オーム追加)

御覧の通り1.5V端子側に15オームを追加しました。抵抗への配線方法がポイントですね。抵抗を基板側に取り付けると誤差が大きくなります。あと赤いスライドするレール部分にグリスを塗布。

BT-168D 改造