2005/12/10(土)トランジスターによる豆電球の点滅回路

豆電球の点滅回路図

トランジスタがあったので、豆電球の点滅回路を組んでみた。クリスマスが近いしデコレーション用にと思った。この回路はなんの変哲もない弛張発振回路だが奥が深い。まず、抵抗390Kだが、220Kでは点灯し続ける。豆電球も明るい物(2.5V/0.3A)でないと点滅を繰り返さない。6.3V/0.15Aのパイロットランプでは一度点灯すると消えなくなる。本来C3622にあたる部分のトランジスターにはhfeの低いものが良いらしいが、このC3622は前に書いたとおりhfeが1000から3000という物だ。

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2005/12/04(日)一石トランジスタラジオ

進化してるね

2SC3622

私が少年だった頃は2SC372とかでした。何気なくパーツ屋をめぐっていると10本200円という事で幾つかの種類のトランジスタが置いてあります。2SC1815とかの汎用品に混じってこの2SC3622なるトランジスタが・・

規格表を見てもらうと判りますが、hfeがなんと1000~3000という値で、一瞬ダーリントンかと思いましたがそうではないようです。私が購入したのはLランクで実測値が1200でした。


[ラジオ]レフレックスラジオ

1石レフレックスラジオ

電子工作のページをネットで探るとラジオを作っているページが沢山あります。私も作ってみたくなりました。回路図を描いてみました。私の手元に昔の2石レフレックスラジオがあって、まぁまぁの感度でなります。そのラジオで使われているのは2SA100とかのhfeが低い(いや普通なんだ)トランジスタです。でもこの2SC3622は違います。もしかしたら一石でスピーカがなるかも知れない。試してみたい。実は、昔かっておいたダイソーの100円ラジオがあるからこれを分解すればパーツは揃うハズだ。なぜか古き出力トランスST-32もあるぞ。あとはやる気だけだが・・・・。手が動かない。キーボードは叩けるのに。

2005/12/01(木)HPのRPN電卓 私のHP-32Sが・・

修理できず

HP-32S

引越しのどさくさに紛れて、ダンボールの中からやっと出てきた愛用のRPN電卓HP-32S。しかしキーボードの右側一列が利きません。電池を入れなおしたりリセットしたりしてもダメなんです。すごーくショック。これ修理出来ない様です。既に流通在庫が乏しくプレミアが付いてしまって$399で販売されている始末。ネットで調べると分解できる構造ではないらしいです。右一列だけだから内部の配線が浮いているのだろうと思い、少しねじってみたり反らせてみた結果、表示部分の左下部分を軽く押さえると動作することが判明。そこさえ抑えていれば内部テストがパスしました。

HPのRPN電卓

こちらのRPN電卓ユーザの為の掲示板によると、後継機種としてHP 33sが$49でありました。でも日本では扱っていなくて、Vis-a-Visでは\9,450-。うーん。暫くはこれで辛抱するかな。でも僕のは50'anniversaryで貴重品なんだけれどなぁ。

2005/11/27(日)8048を使った室温モニター

またまた8048

8048な室温モニター

約2年間もこのボードでせっせと8048していますが、回路図って描いたことありませんでした。書くほどの事は無かったという感じです。

この図で左側の部分が今回のメインで、TTL発振回路の抵抗の部分にサーミスタが入っています

サーミスタは温度に敏感に反応して抵抗値が高く(温度が下がる)なったり低くなったり(温度が上がる)しますので、結果この発振回路のパルス幅は温度と共に変化します。

8048でこのパルス幅を読み取って、変化したらBEEP音を鳴らそうという物です。久しく8048を使ってないのとアナログ回路も超久しぶりだったので、結局丸一日を費やすことになってしまった。

発振回路

8048な室温モニター

最初ここに74LS04を使ったのが間違いの始まりで、サーミスタが15K~10Kオーム位なのですが、LS-TTLではこの値は高すぎたようです。ちなみにこのサーミスタも最近やっとディジットで見つけました(ちゃんと買えば幾らでもあるけれど)昔は良く使われていたパーツなのですが(と要っても30年くらい前?ゲルマトランジスタのB級プッシュプル回路のバイアス用に)探し方が悪いのか小さな物が見つかりませんでした。ちなみに写真で手前にコードが延びた先の黒い物がサーミスタ。購入したものはチューブで絶縁してありました

見張り番

温度が高くなると高い音で、低くなると低い音でBEEP音がなります。今も横で室温をカウント(発振回路のパルス幅を)していますが、現在の値は 0x67 です。(全く補正していいないので意味はないが)明日の朝は一体どの程度の値なのでしょうか。今日は8048が添い寝してくれるみたいです

2005/11/24(木)UV-EPROM 2708で妄想

UV-EPROM 2708

PROM 2708

私の所には高校生時代に使った古いマイコンパーツがあるが、前々から気になっている物がある。それがこのEP-ROM 2708。

今から20年以上も前にゲームセンター(の卸し)でのアルバイト時代に取って置いた物だ。多分インベーダとかギャラクシアンのアーケイド基板の物だと思う。この頃には既に2708を使っている物は少なくて古いゲーム基板が山積みな部屋で作業をしていた。

2708のROMライター

8080Aを使ったマイコンボードの自作を策略しているけれど、どうせ作るならば、ROMにこの2708を使ってみたいと考えている。古い物には古いデバイスでという事だが、流石に2708を書き込めるライターとなると手元にはない。そこでこのライターを作ろうと妄想だけが膨らんでいく。

妄想的構想

8048/8049(8748/8749)で制御する

5V単一電源(秋月アダプター)で動作する。2708は3電源 -5Vが30mA,+12Vが40mA,+5Vが5mA。書き込みには+25Vが40mA必要。

PCとシリアル通信する(74HC04+ソフト制御)

2708はバイト書き込みできないので必然的に1KBのワークが必要なので外部にSRAMを使う。けど、なんとかSerial-EEPROM(24C64)とかで代用ならないか?

2708の制御にアドレス10本、データ8本、CE,PGM,POWERで最低21本とシリアル用に2本とポートが足りない気がする。データ10本はもったいないから、バイナリカウンター(74HC4040)はどうか

なんとか片面基板で収まらないか。久しぶりにエッチングもしてみたい

ラフ図面からユニバーサル基板にUEW線を張り始めるほどのパワーが欲しい。若返りの特効薬は無いものか

2005/10/23(日)秋葉名物

[雑談]コンビニでおでん缶!

こてんぐ おでん缶

この季節コンビニではおでんが売っている訳だが、家の近くの

サンクスでは、秋葉原の自動販売機でしか売っていないおでん缶が売っていました。

タバコを買いに行っただけだったのですが、瞬間的に購入してしまった。

けれども、googleすると割と売っていますね

大根入り、牛すじ入り、つみれ入りの3種類があるらしいですが、つみれ入りは見当たらず。ちなみに、製造元の天狗缶詰さんのネット通販ページでは品切れ中です。ちなみに、サンクスでの購入価格は250円。ちょっと高め。

2005/06/28(火)PALO ALTO TINY BASIC

Z80

[Z80]TINY BASIC (2KB) 移植

PALO ALTO TINY BASIC

マイコンの歴史はこのBASICから開花したといっても過言ではないだろう。

PALO ALTO TINY BASICこいつに移植してみました。

1977年にLI-CHEN WANG博士がDr. DOBB's Journalに発表した小さなBASICインタープリタです。ROMサイズが2KB、RAMサイズが1KBでも走る優れものです。私がネットで入手した物はV3.0となっており上記雑誌に投稿したV1.0のバグFIXという記載がありました。

しかし、かれこれ30年前のソースが目の前で動作する姿はちょっと感動。

なんか、Z80じゃなくて、8080Aでワンボードマイコン作ろうかなぁ。という気持ちになったりして。


LICENSEについて記載が見つかりません

googleすると割と簡単に当時のソースが見つかりますが、はてさて、これは公開してよい物なのでしょうか?

JavaScriptでTinyBasic

googleしたらJavaScriptでTinyBasicというページを発見。すごいなぁ。

2005/06/16(木)赤外線リモコンを受信してみる

PL-IRM0101-3

少し前に秋月電子にて購入した

赤外線リモコン受信モジュール

で悪戦苦闘したメモ。例のボードでモジュールからの出力をコンソールに表示する簡単なルーチンを書いてみて驚いた。何も信号を受信していないのにHi-Lowをパラパラと出力している。どうやらノイズを拾っているようだ。1KでVCCにプルアップしたりパスコンを入れたりしても減るには減るがやはりパラパラと0出力が現れる。ネガティブ出力なのでリモコン光が来ていない時はHiになるはずだが。

ディカップリングの威力

秋月から購入したときのデータシートは簡単な物であるが、何気なくgoogleでサーチするとデータシートを発見推奨回路では220オームと4.7uFのディカップリング回路が入っている。で、とりあえず手持ちの100オームと10uFをVCCに入れるとこれが嘘のようにピタっと止まった。あーやっとこれからソフトウェア作成に取り掛かれる。電池駆動のPICやAVRならこんなトラブルに巻き込まれる事も無かったろうに。