2022/02/12(土)1石 電子びっくり箱とネオン管の点灯実験

昔からある電子びっくり箱。トランジスタ用の小型トランスとトランジスタによるブロッキング発振で触るとビリビリするし、ネオン管を点灯させる事も出来る。欠点は2つあって割りと消費電流が大きいのとネオン管の片側しか点灯しない事である。実際、2SC945では暫くするとトランジスタがオーバーヒートを起こして発振しなくなってしまう。この写真で点灯している側がマイナス側(負極)である。

電子びっくり箱

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2022/01/21(金)2SB54を使ったツインT発振回路

クリスタルイヤホンとゲルマニウムトランジスタ

少し前にクリスタルイヤホン(正しくはセラミックイヤホン)が出てきたので簡単な発振回路を作って見た。トランジスタは我が家のパーツボックスから出て来た古いトランジスタを流用。古くて錆が出ている2SB54の動作確認も兼ねている。こういったパーツの日本製が入手出来なくなって久しい。

ツインT発振回路

2SB54 Twin-T OSC

Twin-T oscillator

本来の出力点は2つの10kΩの中点より取り出すがクリスタルイヤホンに直流を流したくないので2つのコンデンサー間より取り出した為、少し歪が多い。

当初2.2kΩの抵抗は3.9kΩだったが、ゲルマニウムトランランジスタでは発振しなかったので定数を変更した。古くて劣化している為か、選別しないと2.4Vでは発振しない物もあった。しかし電圧を9Vに上げれば大抵のゲルマニウムトランジスタが発振した。

TwinT_OSC.JPG
実測値 2.4Vで100mV P-P 958Hz(イヤホンなし)(1/(2πCR)では723Hz)