2006/03/21(火)室温モニター

実際の抵抗値と8048のカウント値を実測してみた

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うーんどうなんでしょ。大体いい線いってませんかね。でもサーミスタ自体の温度対抵抗値が直線では無い(確か低いほうでカーブが大きくなる)ので温度計としては不合格かもしれないけれど、室温モニター程度には使えるのではないだろうか。しかし思っていた以上にキレイな直線(すこし鈍っているかな)で驚いた。

私の部屋の温度状態を8048が監視中。

で夜は全く見えません。次はバージョン3として蛍光表示管か7セグメントLEDで作り直そうか。しかし、これで暫くは8048達と戯れる事ができるぞと。

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2006/03/19(日)病み上がりのハンダテラピー

得意のUEW配線

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今日は日曜日、朝は早起きしてコタツに座って、ハンダ付けを始める。久しぶりに部屋の中にヤニの香りが広がる。40前の視力には非常に辛い仕事である。UEW線と基板の銅箔パターンの色が非常に似ているのと、視力が弱っているためだろうか上手く目のフォーカスが合わない・・・が、3時間もやっていると人間慣れてくるのだろうか、はたまた昔とったきねづかだろうかカンが戻ってきた

一発始動

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今回はプログラムメモリー外付けだから8035のハズだがコタツから手の届く範囲にあったFujitsuの8749を使うとする。今回はEEPROMだから抜き差しの手間はあるが、書き込みは早い。早速テストパターン発生プログラムをちょろっと書いて動作確認。テスターでポートのパタパタを確認。OKだ。とり合えず美味いビールを飲もう。

2006/02/05(日)AMラジオの出力回路(SEPP)

SEPP回路図

SEPPの回路図

SEPPのバイアス調整って必ず半固定抵抗でアイドリング調整するのですが、ラジオの出力段に使う程度だからなんとかならないかと手持ちのSWダイオードとトランジスターの組み合わせ実験を始めましたが、あっけなく汎用のトランジスタとSWダイオードで納得の行く回路が完成しました。なんせ、電源に006Pを使おうとすれば、消費電流を抑えるのが実用化への道ってもんです。まぁ100円ショップで2個100円ですからそんなに気にはしていませんが。でもA級シングルよりはプッシュプルでどうかという算段で始めたのですが。

バラックで組み立て

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回路を組んでみれば音を鳴らして見たくなるのが人情ってもんです。9Vの006P+2SC945/2SA733ですから少しでもインピーダンスを合わせるために32Ωなスピーカを使いました。これ100円ショップのヤツですが問題ないですね。

愛用のMP3プレーヤを繋いで音楽聴いてみましたが、思いっきり昔のポケットAMラジオな音がするもんですねぇ。回路も低域なんか無視したコンデンサーの定数ですが・・

でも、もう少しマシな音がしても良かろうに。と思い、スピーカを家にある一応Hi-Fiらしき物に変えたらそれなりにキチンとした音がしました。AMラジオの音って結局あの、小さなスピーカの音そのものなんですねぇ。


1SS131

ところで型番が1SSで始まる物は全部ショットキータイプだとばっかり思っていました。そうではないんですね。

2SC945/2SA733

トランジスタって結構同一ロット・同一ランクでもかなりバラツキがでるのですね。HFEが下は200上は320位でした。一応50本づつ購入してコンプリメンタリ・ペアを選別して使ってみました(この作業が一番時間が掛かった)

2006/01/22(日)MCS48 TMP8155

またお友達が増えました TMP8155

しかし何と言うか最近はこいつらから私に声を掛けてくるというか、こいつらの声が聞こえるのか。8048/8051/8085/8088系のintelの昔のチップでデータバスとアドレスバスが時分割されているチップのRAMとI/O拡張のチップです。日本橋の近くに出かける用事があったので帰りに何気なくお店を覗くと「10本400円」でした。これを見つけたとき少し脱力しました。なんか名指しで「買って帰ってください」と言わんばかり。なんででしょ。当分8048から抜け出せません。8155が何か知りたい方はこちらをご覧下さい。

TMP8155-P

不器用な人向けのユニバーサル基板

ところで、良く使うユニバーサル基板ですが、私はこの写真にあるような電源ラインが引かれている基板の方が好きです。多分不器用なので込み入った配線をしないからだと思っています。一般的な全部が穴あきだけの基板の方が便利だよと回りは助言してくれるのですが・・・。

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1SS97

知らなかったのですが、検波用に良く使われたショットキーの1SS97とかのダイオードってディスコンなんですねぇ。昔は携帯電話の光るアンテナとかによく使いましたが。ゲルマダイオードに似ているのでパーツ箱で混ざると訳わからなくなるので要注意ですね。お店の人に聞くと「在庫あるだけ」との事です。無線な人は「共立電子」へ急ぐべし。

1SS97

2005/12/10(土)トランジスターによる豆電球の点滅回路

豆電球の点滅回路図

トランジスタがあったので、豆電球の点滅回路を組んでみた。クリスマスが近いしデコレーション用にと思った。この回路はなんの変哲もない弛張発振回路だが奥が深い。まず、抵抗390Kだが、220Kでは点灯し続ける。豆電球も明るい物(2.5V/0.3A)でないと点滅を繰り返さない。6.3V/0.15Aのパイロットランプでは一度点灯すると消えなくなる。本来C3622にあたる部分のトランジスターにはhfeの低いものが良いらしいが、このC3622は前に書いたとおりhfeが1000から3000という物だ。

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2005/12/04(日)一石トランジスタラジオ

進化してるね

2SC3622

私が少年だった頃は2SC372とかでした。何気なくパーツ屋をめぐっていると10本200円という事で幾つかの種類のトランジスタが置いてあります。2SC1815とかの汎用品に混じってこの2SC3622なるトランジスタが・・

規格表を見てもらうと判りますが、hfeがなんと1000~3000という値で、一瞬ダーリントンかと思いましたがそうではないようです。私が購入したのはLランクで実測値が1200でした。


[ラジオ]レフレックスラジオ

1石レフレックスラジオ

電子工作のページをネットで探るとラジオを作っているページが沢山あります。私も作ってみたくなりました。回路図を描いてみました。私の手元に昔の2石レフレックスラジオがあって、まぁまぁの感度でなります。そのラジオで使われているのは2SA100とかのhfeが低い(いや普通なんだ)トランジスタです。でもこの2SC3622は違います。もしかしたら一石でスピーカがなるかも知れない。試してみたい。実は、昔かっておいたダイソーの100円ラジオがあるからこれを分解すればパーツは揃うハズだ。なぜか古き出力トランスST-32もあるぞ。あとはやる気だけだが・・・・。手が動かない。キーボードは叩けるのに。

2005/12/01(木)HPのRPN電卓 私のHP-32Sが・・

修理できず

HP-32S

引越しのどさくさに紛れて、ダンボールの中からやっと出てきた愛用のRPN電卓HP-32S。しかしキーボードの右側一列が利きません。電池を入れなおしたりリセットしたりしてもダメなんです。すごーくショック。これ修理出来ない様です。既に流通在庫が乏しくプレミアが付いてしまって$399で販売されている始末。ネットで調べると分解できる構造ではないらしいです。右一列だけだから内部の配線が浮いているのだろうと思い、少しねじってみたり反らせてみた結果、表示部分の左下部分を軽く押さえると動作することが判明。そこさえ抑えていれば内部テストがパスしました。

HPのRPN電卓

こちらのRPN電卓ユーザの為の掲示板によると、後継機種としてHP 33sが$49でありました。でも日本では扱っていなくて、Vis-a-Visでは\9,450-。うーん。暫くはこれで辛抱するかな。でも僕のは50'anniversaryで貴重品なんだけれどなぁ。

2005/11/27(日)8048を使った室温モニター

またまた8048

8048な室温モニター

約2年間もこのボードでせっせと8048していますが、回路図って描いたことありませんでした。書くほどの事は無かったという感じです。

この図で左側の部分が今回のメインで、TTL発振回路の抵抗の部分にサーミスタが入っています

サーミスタは温度に敏感に反応して抵抗値が高く(温度が下がる)なったり低くなったり(温度が上がる)しますので、結果この発振回路のパルス幅は温度と共に変化します。

8048でこのパルス幅を読み取って、変化したらBEEP音を鳴らそうという物です。久しく8048を使ってないのとアナログ回路も超久しぶりだったので、結局丸一日を費やすことになってしまった。

発振回路

8048な室温モニター

最初ここに74LS04を使ったのが間違いの始まりで、サーミスタが15K~10Kオーム位なのですが、LS-TTLではこの値は高すぎたようです。ちなみにこのサーミスタも最近やっとディジットで見つけました(ちゃんと買えば幾らでもあるけれど)昔は良く使われていたパーツなのですが(と要っても30年くらい前?ゲルマトランジスタのB級プッシュプル回路のバイアス用に)探し方が悪いのか小さな物が見つかりませんでした。ちなみに写真で手前にコードが延びた先の黒い物がサーミスタ。購入したものはチューブで絶縁してありました

見張り番

温度が高くなると高い音で、低くなると低い音でBEEP音がなります。今も横で室温をカウント(発振回路のパルス幅を)していますが、現在の値は 0x67 です。(全く補正していいないので意味はないが)明日の朝は一体どの程度の値なのでしょうか。今日は8048が添い寝してくれるみたいです