普段よく使う片耳イヤホンマイクだが、断線も良くするので補充で1本購入。今回はハズレを引いた様で最初から断線気味。プラグ部分を少し折り曲げただけで接触不良を起こす。パッケージもレシートも残っているが購入店舗まで交換に行くのも面倒なので今回は分解してみる事にした。
PCでもiPadでもAndroidスマホでもOK。装着感もまぁまぁだし音も悪くない。両耳タイプより取り回しが良く仕事でもこのタイプを使っている。
CTIAタイプで、各ピン間の抵抗値は以下の通り
左-GND | 32Ω |
右-GND | 32Ω |
左-右 | 0Ω |
マイク-GND | ∞ |
マイク-GND(SW ON) | 1Ω |
1Ωは多分ケーブルの抵抗値と測定誤差を含んだ実質短絡と思われる。
イヤホンの左チャネルと右チャネルは既にプラグ内部で短絡されている模様。リモコンのスイッチはコンデンサマイクと並列に付いている。イヤホン単体での直流抵抗は約30Ωだった。
このケーブルがどうなっているのかと被覆を剥いてみた。ニッパーでは無理で、AWG24/0.8mmのストリッパーを使う事で上手く行った。シールドケーブルでは無く、色違いの細いUEW線を撚り合わせた、ある意味リッツ線2組が平行に入っている為、耐圧は低いと思われるが、軽くコストも安い作りだなぁと感心。同一ケーブル内の線間容量は60cmで340PF、ケーブル間は20PFでした。