2023/05/30(火)Z80-MBC2を組み立てて動作させてみた

2019/3に購入したZ80-MBC2の組み立て

購入したままで手付かずだったZ80-MBC2を組立てた。一部指定されている部品は有り合わせの物に勝手に変更し、特にショットキーダイオードとして電源用の1N5817が指定されているが、ダイオードロジック回路で使うだけなので通常のスイッチングダイオードで良しとする。EBC配列のPNPトランジスタはこれしか家に無かった。LEDは4色必要なのと16MHzのクリスタルとICソケットを何時ものaitendoさんへ発注。aitendoさんの場合、例えばLEDは5色セット入りが139円で良いのですが本数が100本。クリスタルも16,12,8,6MHzのセットが299円ですが、各5本入りという事で通販するたびに家に大量のパーツ類が溜まって行くなぁ。

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2009/07/09(木)Z80ワンボードマイコンを5Vのモバイル電源で動かす

5Vのモバイル電源

最近のデバイスは3.3Vな物が多いが、古いデバイスでは5Vが標準だ。

今までは5Vの給電は秋月の5VのACアダプタを主に利用しているが、希にコンセントが遠くにある場所でも使いたい場合があった。そんな時はテーブルタップでコンセントを延長して使っていた。

少し前にマルツ電波でUSBケーブルの先が2.1ΦのDCプラグになっているケーブルを見つけて購入しておいた。2.1Φは秋月のACアダプタと同じな上、極性も同一。本体側を2.1Φにしておけば、USBコネクタ付きのノートパソコンからも電源が取れる2WAYに変身する。

しかし、5Vが欲しいが為にノートパソコンを持ち歩くのも変な話だ。そんな時、セブンイレブンで見つけたのがこの携帯電話用の充電器。

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本体部分がUSBポートになっていて、USBと携帯電話の充電ケーブルがセットになって価格は990円。乾電池2本から5Vに昇圧するモバイルガジェットと考えてさっそく購入して見た。

トップランド コードプラス充電器

http://www.topland.co.jp/productshtml/mobile/m333.html Panasonicのエボルタアルカリ乾電池2本付き。

この充電器には電源SWがありません。USBポートの出力をテスターで計測すると5Vが常に出力されています。そこで乾電池側の無負荷電流を計ってみると0.06mAでした。これなら電源SWは不要なのかもしれない。

分解してどんなデバイスを使っているのか見てみたいけれど、まだ購入したばかりだからなぁ。

使い捨てタイプの充電器も600円程度であるが、これは乾電池を交換出来るし、一般的な単三タイプ。充電式電池が一般化して我が家にもWii用に常備してあらから、ランニングコストはかなり安いと思う。

C-MOSでなくてもいいかも。

これからはニッケル水素電池が2本あれば何処でも5V電源が取れるようになったから8048で作った幾つかの工作物の利用範囲が広がった気がする。

単三乾電池2本で動作するZ80ワンボードマイコン

そんな訳で家にあるZ80のワンボードマイコンをこの充電器経由で動かしてみた。

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モバイルコンピュータとは呼べないと思うけれど・・・。

2006/08/02(水)UART PC16550(PC16550DN)によるシリアルインターフェース

トランジスタ技術の2006年5月号から6502を使ったマイコンボードの連載が始まっていた。興味を引いたのはシリアルポートにナショセミの16550を使っている事だ。

PC16550DN

80系でUARTのチップといえば8251が定番であるが、ボーレートジェネレータを内蔵していないのでチップ数を減らす場合には不利だろう。この記事に触発されて最初にした事はこのチップの入手であるが、DIP品種となるとなかなか見つからない。

しかし鼻が利くのかこれまたスンナリと入手。さてこのチップの情報はマイコンで調べるよりもPC互換機には大量に使われているので、その上で走るオープンソース系のOSを調べたほうが早い。

その上、デバイスドライバーのソースコードだけではなく、貴重な説明資料も豊富に見つかる(その上日本語で)。

もちろんこのチップを扱うのは初めてだけれど、データシートも英語だけれどそんなに難しくはないし、実際の

FreeBSD2.8のドライバーのソースなんかも大変参考になるだろう。Cが得意でなくてもinb()とoutb()周りだけ読めればそれでも大抵理解できる。また、現在の物よりも古いソースの方が単純で明快だ。

さて、問題は何に繋ぐかだ。やっぱりここは8048の出番だろうか。PICやAVRではUARTのポートなんて当たり前の事なんだが。